[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
GALLERY - Gallery (ECM1206)
五人編成によるグループ「ギャラリー」がECMに残した1981年作品、未CD化アルバム。
ヴァイヴ、チェロ、管、ベース、ドラムというECMらしい面白い編成。
メンバーは「DOUBLE IMAGE」のDavid Samuelsを中心に、「オレゴン」のPaul McCandless、ECMでも数多くのリーダー作を残しているチェロ奏者David Darling、後期ジョーヘンカルテットでも活躍したRatzo B. Harris、そしてガルバレクバンドで活躍していたMichael DiPasqua。
基本的にテーマ部分ではチェロが美しい主旋律をとり、そこに管がユニゾンで入ったり、ハモったりする。そしてバックをベースとドラムが盛り上げ、ヴァイヴが和音をつけてゆく。サウンド的にはスティーブキューンの管入りカルテットやエバーハルトウェーバー、ゲイリーバートンのカルテットにもちょっと近い感じで、非常にクールで軽快なノリが気持ちいい。決してファンク的な重さは無い。
作曲はD. Samuelsが3曲担当、M. DiPasquaとP. McCandlessが1曲ずつ担当。アートランディと共演したドラム奏者Glenn Cronkhiteの作曲が1曲(彼は過去にビルコナーズにも曲を提供している)。そしてA-4はギャラリーとマンフッドアイヒャーの共作で、この曲は特に異色で現音風でもあり、ドローンのような独特の雰囲気と幻想的な世界観がある。
本作はECMではめずらしくアメリカ録音である。以前にも書いたが、アメリカ録音のものはUS盤の方が音が良かったりする事もあるが、この盤はどうなんだろう・・・・?
エンジニアはECMに数多くの名録音を残しているMartin Wieland。未CD化。
A1. Soaring
A2. Prelude
A3. A Lost Game
A4. Painting
B1. Pale Sun
B2. Egret
B3. Night Rain
Bass – Ratzo B. Harris
Cello – David Darling
Drums, Percussion – Michael DiPasqua
Soprano Saxophone, Oboe, English Horn – Paul McCandless
Vibraphone, Percussion – David Samuels
Engineer – David Baker
Engineer – Martin Wieland
Producer – Manfred Eicher
Recorded May 1981 at Sound Ideas Studio, New York City
10 | 2024/11 | 12 |
S | M | T | W | T | F | S |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | 2 | |||||
3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 |
10 | 11 | 12 | 13 | 14 | 15 | 16 |
17 | 18 | 19 | 20 | 21 | 22 | 23 |
24 | 25 | 26 | 27 | 28 | 29 | 30 |
ECM
ECM trovar.com
FABULOUS JAZZ TIME
Classic Jazz Guitar.com
Guitar Music
Derek Bailey
I Love Django’s Music
Dave Gould’s Guitar Pages
Baden Powell