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DAVE HOLLAND / DEREK BAILEY - Improvisations For Cello And Guitar (ECM 1013)

デイヴホランドとデレクベイリーのチェロとギターによるデュオ。ECMに残した1971年録音の名作。

互いに啓発し合い、自然に生まれる両者のアイデンティフィケーション。

デレクベイリーはボリュームペダルを駆使し、ミュートしながらのハーモニクスやタッピング、スルタスト奏法、ホランドもスラッピングやミュート奏法など多くみられ、比較的クールで静音的な美しいインプロヴィゼーション。

少年時代のジムオルーク曰く「昆虫のような音」。


二人はすでに'68年のSME「Karyobin」で共演している。

デレクベイリーは'70年に「Music Improvisation Company」を残していて、ホランドは同じ年マイルスバンドを脱退。そして本作の1ヶ月後に「Music From Two Basses」が生まれている。

ジャケット裏にはカミングスのポエムが書かれている。

ちなみにドイツ盤、US盤、日本盤が存在するが、未CD化。

AImprovised Piece III
B1Improvised Piece IV
B2Improvised Piece V

Cello, Composed By, Design [Cover Design] – David Holland
Guitar, Composed By – Derek Bailey

Layout – B & B Wojirsch
Liner Notes [Poem] – E. E. Cummings

Recorded live at the Little Theater Club, London, January 1971. 


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MAL WALDRON - The Call (JAPO 60001)

JAPOの記念すべき第一作目。1971年作。そういえばECM第一作目もマルだった。なぜドイツのレーベルでアメリカのドス黒いピアニストを選んだのか。。。

確かに真っ黒と言われるピアニストほどクラシックの影響を強く感じる。アーマッドジャマルとかジュニアマンスとかダラーブランドとか。そういえばジョンルイスも彼らにタッチは似ている。だからヨーロッパ人の耳にしっくりくるのかな。。。

本作はマルウォルドロンが全曲エレピを使用し、バックにオルガン、ベース、ドラムを迎えたエレクトリックジャズファンク。

ジャケット違いの再発(LP&CD)もあるが、こちらのジャケがおそらく1stカヴァー。ジャケットの作りはECM初期によく見られる背文字なしのタイプで、ラベルは白小文字(japo)。

ちなみにJAPOの後期のラベルは黒大文字または白大文字(プロモ)だ。後期ジャケも背文字がある。

A. The Call
B. Thoughts

Drums – Fred Braceful
Electric Bass – Eberhard Weber
Electric Piano, Written-By – Mal Waldron
Organ – Jimmy Jackson
Design [Cover] – B & B Wojirsch

Recorded on February 1, 1971 at Tonstudio Bauer Ludwigsburg.
TOM VAN DER GELD - Patience (ECM 1113)

ヴァイヴ奏者Tom Van Der GeldのECMに残した1977年録音の名作。

ヴァイヴ、管、ベース、ドラムのピアノレスカルテット。

1曲目半分までスピリチュアルな即興演奏で始まり、一転して奇麗なフルートとヴァイヴのハーモニーが現れる。2曲目以降もモード寄りのクールで美しい演奏が続く。

一見ヴァイヴと管だけが目立つようだが、実はドラムとベースも絡む4人全員のインタープレイが素晴らしい。意外とアグレッシブなリズム隊が聴きもの。

Tom Van Der Geldが2曲、Roger Jannottaが2曲、残り1曲が全員の作曲。

録音も素晴らしい。エンジニアはECMに数多くの名録音を残しているMartin Weiland。

未CD化。

A1Patience
A2Golden Stabs
A3Alison
B1Celia
B2And Then ...

Vibraphone, Percussion – Tom Van Der Geld
Bass – Kent Carter
Drums, Percussion – Bill Elgart
Flute, Oboe, Bass Clarinet, Soprano Saxophone, Baritone Saxophone – Roger Jannotta

Engineer – Martin Weiland
Design [Layout] – Dieter Bonhorst
Photography [Cover] – Franco Fontana
Producer – Manfred Eicher
BOBO STENSON - Underwear (ECM 1012)

ECMを代表するピアニスト、ボボステンソンの'71年録音初リーダー作。

'70年代ヨーロッパジャズ特有のピリピリした緊張感が最高。

モード〜新主流ピアノトリオ・フェイバリットアルバム。

チックコリアの「Now He Sings Now He Sobs」やエンリコピエラヌンツィの「Jazz A Confronto 14」、ジョーハイダーの「Katzenvilla」、ゴードンベックの「Jazz Trio」、ジョンテイラーの「Decipher」、マイケルギャーリックの「Cold Mountain」、そしてフランコダンドレアの「Modern Art Trio」に並ぶ傑作ピアノトリオ愛聴盤。あとなんかあったかな。。。

ドイツ盤LP、US盤LP、日本盤LPとCDが存在する。やはり音質はドイツアナログ盤がダントツに良い。日本盤のLPとCDとの違いすら歴然。ちなみにドイツ盤LPにはジャケットの仕様が背文字なしと背文字ありの2パターンある。


A1 Underwear
A2 Luberon
A3 Test
B1 Tant W.
B2 Untitled
B3 Rudolf

Piano – Bobo Stenson
Bass – Arild Andersen
Percussion – Jon Christensen
Design [Cover Design] – B & B Wojirsch
Design [Underwear Design] – Leena Westerlund
Engineer – Jan-Erik Kongshaug*
Photography – H. Cananis, L. Gabrielsen
Producer – Manfred Eicher

Recorded on May 18 and 19, 1971 at the Bendiksen Studio, Oslo 

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