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Guitar Music, Jazz, Classic, Folk, Bossanova, ECM, Neue Musik. . . . . . . . . .and Sketches
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PIERRE BENSUSAN - altiplanos (Favored Nations)

アルジェリア出身のテクニシャン。全篇フィンガースタイル・ギターによる2005年発表のインスト・アルバム。通算10作目。多様な民族音楽のエッセンス、転調、3連符、不協和音がさらりと導入されているあたり、ニクイ。「SENTIMENTALES PYROMANIAQUES」の余裕の3連符。「LA DAME DE CLEVEDON」のコード感の気持ち良さ。そしてカントリー風「IF ONLY YOU KNEW」のメロディーライン。ジャズ、クラシック問わず幅広くおすすめしたいアルバム。

昔この人の耳コピーをした時にかなり苦労した覚えがあるが、実はDADGADの変則チューニングだったという、がっかりした記憶がある。

ライブDVDや教則DVD、本も数多く出ている名ギタリスト。

1. SENTIMENTALES PYROMANIAQUES
2. LA DAME DE CLEVEDON
3. SUR UN FIL
4. ALTIPLANOS
5. DEMAIN, DES I'AUBE
6. SCARABEE
7. IF ONLY YOU KNEW
8. HYMN 11
9. NEFERTARI 
10. SYLVA 
11. LA NUIT DES METEORES
12. FALAFEL A MONTSEGUR
13. TACITA
14. CHANT DE NUIT

Guitar, Produced - PIERRE BENSUSAN

あっさりと美しい超絶テクニック「Wu Wei」
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RUDOLF DASEK - Jazz On Six Strings

チェコスロバキアを代表するギタリスト。ルドルフダセク。

本作はチェコ初のジャズギターアルバムといわれる記念すべき作品。

9曲中4曲がスタンダード、5曲がオリジナル曲。

ギタートリオ編成だが、曲によってギターがオーバーダビングされている。

ガボールザボほどアクは強くないが、わりと東欧を感じさせる雰囲気がある。

ジャケットから想像出来るように青白くミステリアスで静けさを感じさせる作品。

本人曰くジムホールに影響を受けているらしい。


他にも、ECMの前身レーベルJAPOにもJIRI STIVINとのフリーキーなデュオ作を残している。


1. Angel eyes 
2. It might as well be spring 
3. Fairytle for Beritka 
4. Fashank II 
5. Bewitched 
6. One, two, free.... 
7. Stella by starlight 
8. Blue note 
9. Blow!

Rudolf Dasek (g) Vincenc Kummer (b) Ivan Smazik (ds) (4,9) Lubos Nyvlt (eb)
Velvet Touch of LENNY BREAU - Live!

RCA - LSP4199

何故か、ジャズギター界では人気のない天才ギタリスト。レニーブロー。

神業的ハーモニクス、独特のアルペジオ、フィンガーピッキング、美しいハーモニー、ソロとバッキングの両使い、そしてフラメンコ奏法まで。カントリーやクラシックをルーツにジャズもやる。

実際にギターをやっている人か、いや彼のコピーを実際にやったことのある人にしか、彼の本当のすごさはわからないだろう。この超絶的すごさは。。

チェットアトキンスにクラシック奏法を教え、アンドリューヨークにジャズギターを教えた。

ウェスがオクターブの人なら、レニーブローはハーモニクスの人。ずっと難しいギター弾いてるんだけどね、実際は。

もっともっと評価されてしかるべきだ。

。。でもずっ〜と地味な位置にいるんだろうな、この人は。そこがいいんだけどね。


1. Tuning Time (Lenny Breau) 
2. No Greater Love (Isham Jones, Marty Symes) 
3. The Claw (Jerry Reed Hubbard) 
4. Indian Reflections for Ravi (Breau) 
5. That's All (Bob Haymes, Alan Brandt) 
6. Blues Theme
7. Mercy, Mercy, Mercy (Watson, Joe Zawinul) 
8. Spanjazz (Breau) 
9. Bluesette 
10. A Taste of Honey (Ric Marlow, Bobby Scott) 
11. Blues Theme, No. 2

Lenny Breau – 6-string and 12-string guitar
Reg Kelin – drums
Ronnie Halldorson – bass

Engineer – Bill Vandevort (tracks: (Re-Recording Engineer)), Steve Francisco (tracks: (Assistant Engineer))
Photography – Fred Seligo
Producer – Danny Davis, Ronny Light
Recorded By – Grover Helsley

Jim O'Rourke
BADEN POWELL / Rio das Valsas (Ideia Livre)

全曲ソロギター。しかも全てワルツ。バーデンパウエルといえばボサノバをやっているアルバム、例えばElenco盤やMPS盤が有名で人気だが、個人的に彼の神髄はソロギターにあると思う。間と強弱。緊張と緩和。そして究極の美がある。

ドイツで成功した後、1988年ブラ ジルに帰国し、レコーディン グされたアルバム。なぜこのようなアルバムを突然つくろうと思ったのか。何か大きな心境の変化があったとしか思えないほどの究極の内容。

ジャケ違いのCDも2〜3枚出ているが、こちらがオリジナルのジャケット。音質も素晴らしい。

1970年サンケイホールでのライブ盤「Live in Japan」(国内オリジナル)もおすすめで、収録曲のバッハ「主よ、人の望みの喜びよ」やショパン「別れの歌」が絶品。

1. Rosa (Pixinguinha)
2. Serenata Do adeus (Vinicius de Morais)
3. Valsa Sem Nome (Baden Powell, Vinicius de Morais)
4. Primeiro Amor (Patapio Silva)
5. Velho Amigo (Baden Powell, Vinicius de Morais)
6. O Que Tinha De Ser (Tom Jobim, Vinicius de Morais)
7. Chao De Estrelas (Silvio Caldas, Orestes Barbosa)
8. Cancao Do Amor Ausente (Baden Powell, Vinicius de Morais)
9. Revendo O Passado (Freire Jr.)
10. Valsa De Euridice (Vinicius de Morais)

Guitar - Baden Powell
Recorded at Studio Transamerica, Sao Paulo

Baden Powell - plays Chopin
EARL KLUGH - Naked Guitar (KOCH)

全曲ソロギターによる2005年作。素晴らしく完璧なアレンジ。素晴らしすぎて全曲耳コピーしてしまったほど・・。アレンジだけではなく色んなテクニックをさりげなく散りばめている辺りはさすがアコースティック・ギターの貴公子。嫉妬してしまうほどの器用さとセンスの良さ。デビュー作に入っていた「Angelina」もソロギターで収録。メロディアスで馴染みのある名曲がズラリ。ソロギターなんて聴かないよ、という人でもこれはおすすめできる名盤。

もちろんフュージョン代表作も良いが、Bill Evansの「Waltz For Debby」カヴァー収録の'76年デビュー作や、'89年作の「SOLO GUITAR」、'91年作の「TRIO」もギタープレイヤーに、ギターファンにおすすめ。

1. The Night Has Thousand Eyes
2. Baubles, Bangles And Beads
3. Serenata
4. Alice In Wonderland
5. In The Moonlight
6. The Summer Knows
7. Ding Dong The Witch Is Dead
8. Who Can I Turn To
9. On A Clear Day
10. Be My Love
11. I Want To Hold Your Hand
12. All The Things You Are
13. Moon River
14. Angelina

GUITAR - EARL KLUGH
Produced - EARL KLUGH
Recorded at STUDIO 861 Atlanta, GA

MARTIN TAYLORとのデュオ
Tommy Emmanuel - Somewhere Over the Rainbow
子供時代から天才少年と呼ばれた、オーストラリア出身のトミー・エマニュエル。YOUTUBEでたくさんの超バカテクぶりが見れる。必見!


ただ、この人のアルバムで当ったことがない。どなたかお薦め教えて下さいな。やっぱライヴの人なのか?


素晴らしいアレンジと演奏。気持ちよさそ。
MIKE OLDFIELD
JULIAN PRIESTER - Polarization (ECM 1098)

トロンボーン奏者Julian PriesterのECMからの2作目。1977年録音盤。

エレクトリックマイルスの影響を強く感じる。クールでリズミカル、フリーキーで、時には叙情的リリカルな曲調まで。

黒いが、暑苦しくない、そこがいい。

2曲がJulian Priester、もう2曲がCurtis Clark、1曲Bruce Horiuchi、1曲Ray Obiedoの作曲。

エンジニアは、数々の名録音をECMに残しているMartin Wieland。

未CD化アルバム。

A1Polarization
A2 Rhythm Magnet
A3Wind Dolphin
B1Coincidence
B2Scorpio Blue
B3Anatomy Of Longing

Bass – Heshima Mark Williams
Drums – Augusta Lee Collins
Guitar – Ray Obiedo
Piano – Curtis Clark
Saxophone – Ron Stallings
Trombone – Julian Priester

Producer – Manfred Eicher
Engineer - Martin Wieland
Cover Design - Frieder Grindler
Photo - Roberto Masotti

Recorded January 1977
At Tonstudio Bauer, Ludwigsburg
NICK DRAKE
ENRICO RAVA - Ah (ECM 1166)

イタリア出身のトランペット奏者エンリコラヴァがECMに残した1979年録音盤。

全てエンリコラヴァの作曲。バックも全員イタリア勢。

哀愁あるメロディーとフリーキーで強烈なインプロヴィゼーションのギャップ。フリー寄りな部分もあるが、比較的聴きやすいモーダル〜ハードバップ的演奏も多い。

特にフランコダンドレアのモーダルで新主流的なテクニック抜群のピアノがすばらしい。ラヴァとの壮絶なバトルも聴き所。

エンジニアはECMに数多くの名録音を残しているMartin Wieland。

未CD化。


A1Lulu
A2Outsider
A3Small Talk
B1Rose Selavy
B2Ah6:05
B3Trombonauta
B4At The Movies

Trumpet – Enrico Rava
Piano – Franco D'Andrea
Bass – Giovanni Tommaso
Drums – Bruce Ditmas

All compositions by Enrico Rava 

Recorded December 1979 at Tonstudio Bauer, Ludwigsburg
Engineer: Martin Wieland
Cover: Michelangelo Pistoletto
Layout: Dieter Rehm
Produced by Thomas Stowsand
Kurt Coburn
HANS REICHEL

改造ギターで有名なドイツ出身の前衛ギタリスト、ハンスライヒェル。



ドイツのフリージャズレーベルFMPからもリーダー作を出している。



危険なホームページもある↓



http://www.daxo.de/



とにかく奇妙なオッサンだ。



BERIO - Laborintus

Luciano Berio (1925年10月24日 - 2003年5月27日)

イタリアの現代音楽作曲家、ベリオ。

バルトークやストラヴィンスキーの影響を受けている。

管弦楽、室内楽を中心に、オペラやギター音楽、各国のフォークソングの編曲も手がけている。

「Laborintus」はビッグバンドとヴォイスを素材にしたエクスペリメンタルな電子音楽。

Laborintus, Second Part (1963-1965)
David Bowie
Dino Saluzzi & Anja Lechner - Ojos Negros (ECM)

Dino Saluzzi
Anja Lechner
Ojos Negros(黒い瞳)

Recorded April 2006
ECM 1991 

大好きなアルゼンチン出身のバンドネオン奏者ディノ・サルーシとドイツ出身のチェロ奏者アニヤ・レヒナーの傑作デュオ作品。

ジャズとタンゴとクラシックの上質な室内楽。

絶妙なインタープレイ、お互いの響きの関係性を大切にした円熟のロマンス。

ディノ・サルーシの即興演奏はずっーと聴いていたい。愛聴盤。

Dino Saluzzi bandoneon
Anja Lechner violoncello

Tango a mi padre
Minguito
Esquina
Duetto
Ojos negros
El títere
Carretas
Serenata


Romero Lubambo - LUBAMBO (AVANT)

こちらもジョンゾーンのレーベルAVANTから。現代のブラジルを代表するテクニシャン、ホメロルバンボによるギター作品。1曲以外は全てルバンボ自信の作曲。切れのある鋭いエッジと密度の濃い演奏内容。ギター1本の高速サンバが印象的。


'93の「Infinite Love」やTrio da Pazの演奏もおすすめ。他「Softly」というソロアルバムも素晴らしいが、本作の方が色んな意味でソソる。


どこかブローウェルを彷彿とさせるフィンガリングと音色。


Bachiao
P'ro Flavio
Ceero
By the Brook
Nira
Trio da Paz
Theme [#1}
Batida Diferente
Pamela Elaine
For Raphael
Magalha Blues
Valencia 1

Guitar - Romero Lubambo
Executive Producer - John Zorn

こちらはTrio da Paz - Live
Rufus Wainwright
RALPH TOWNER / JOHN ABERCROMBIE - Five Years Later (ECM 1207)

'81年録音のECMに残したギターデュオ名作。

ラルフタウナーのアコギの生の響きとジョンアバークロンビーのエフェクトの効いたエレキの深い音色。タウナーはナイロン弦のガットギターとスチール弦の12弦アコギを使用し、アバークロンビーはエレキ、アコギ、マンドリンを使い分けている。

幅、高さ、深さ、奥行き、そしてオスロの冷たい空気感までもが伝わってくる芸術的音響空間。ECM特有のエコーのよく効いた録音。

ドイツ盤、US盤、日本盤の3枚をアナログ盤で保有している。

やはりドイツ盤の奥行き、アンビエンス感、クリアな音質はダントツに良い。ジャケットの作りはドイツECM特有の薄く弱々しい紙質でコーティングはない。グリーンラベル。ラベルの規格はECM1207。マトリックスは2301207S1。

TRIO(kenwood)から出ている日本盤は、ドイツ盤との差は歴然だが、悪くはない。奥行きにかけるが、高音はわりと出ている。ジャケットの作りはしっかりしているがシミが出やすい。日本語ライナー付。イエローラベル。ラベルの規格、マトリックスともにPAP25531。

US盤は、一音一音の太さを感じるが透明度にかける。奥行きもない。高音もドイツ盤、日本盤に比べ弱いが、低音とアタックを強く感じる。薄い艶のあるジャケットの作り。グリーンラベル。ラベルの規格はECM-1-1207。マトリックスは全て手書きで39459A ECM1207。


A1Late Night Passenger
A2Isla
A3Half Past Two
A4Microtheme
B1Caminata
B2The Juggler's Etude
B3Bumabia
B4Child's Play

Acoustic Guitar, Electric Guitar [12-string], Mandolin – John Abercrombie
Acoustic Guitar [12-string And Classical] – Ralph Towner
Design [Cover] – Barbara Wojirsch
Engineer – Jan Erik Kongshaug
Photography – Mikko Hietaharju
Photography [Liner] – Roberto Masotti
Producer – Manfred Eicher
Written-By – Abercrombie* (tracks: A1, A2, A4, B3, B4), Towner* (tracks: A1, A3 to B3)

Recorded March 1981 at Talent Studio, Oslo
RALPH TOWNER & JOHN ABERCROMBIE LIVE 1976



 


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